昨今のトイレはどれも「節水・防汚・洗浄機能」が大変優れており、デザインの好みしか選ぶ基準がないほどです。

各メーカーとも、節水というエコロジーを実現しながら、強力な洗浄力で衛生管理もしやすいトイレを揃えています。今回はリフォームにおすすめの世界最先端の技術水準のトイレを４選ご紹介します。

トイレをリフォームするなら、どのような性能に着目すべきでしょうか。

重要なポイントを３点まとめました。

 ●洗浄機能と節水機能

どちらもトイレにとって欠かせない機能です。少ない水量でも高い洗浄力を保つために、水流や便器の形状等、工夫が凝らされています。これらの技術革新により、少量の水でも汚れを最大限取り除くことが可能となりました。

●便器の形状、機能

例えば、便座のリフトアップや一時的に便器内の水面を下げられる機能や、清掃しづらいフチ裏をなくした形状や泡を使った洗浄などといった、掃除のしやすさに配慮したトイレも多く開発されています。

●汚れにくい素材

便器全体が汚れの付きにくい表面素材になっていることも重要です。陶器表面に汚れの元になる水酸基が付きにくい加工がしてあるものや、陶器ではない有機ガラス系の素材は掃除がしやすく、衛生管理がしやすいといわれています。

 それでは、リフォームにおすすめの最新トイレ４選をご紹介します。

水アカや汚物が付きにくく、簡単に落とせる衛生防汚便器「アクアセラミック」と、強力水流の「パワーストリーム洗浄」を搭載しました。衛生陶器表面を水酸基が出ない構造にすることで、清潔さと快適さを実現します。また便座が真上にしっかりと上がる「お掃除リフトアップ」は、従来掃除ができなかった便器とのすき間の汚れが奥まで拭き取れ、気になる臭いの元をカットします。

便器側面からの水流で、節水しながら便器内をぐるりとくまなく洗浄する「サイクロン洗浄」により、こびりつきや洗い残しがほとんどなく、清掃性グンと向上します。その進化系である、うず巻き水流の「シン・サイクロン洗浄」は、便器正面から左側に洗浄水流をつくり、従来品より洗浄音を抑えながら便器鉢内全体をしっかりと洗い流します。ボタンを押せば便器の水位を一定時間下げることができ、汚れやすい水面付近も簡単に掃除できます。

強力に渦を巻く「トルネード洗浄」により、少ない水で効率的に洗浄します。汚物が付着しやすい便器後方に勢いよく水が当たるので、汚れをしっかりと洗い流します。便器正面から吐水口が見えず、すっきりとした見た目も特徴です。また、凹凸をそぎ落としてフチ裏をなくした独自開発の形状で、手前から奥までよく見ることができ、汚れの死角がないため、フチを握るように拭くだけで簡単に掃除ができます。

水流をコントロールする独自の形状で内面全体をぐるりと洗う「スパイラル水流」により、少ない水量で高い洗浄力を実現しました。用を足し終えて立ち上がると、センサーが検知して自動で便器を洗浄します。便ふたを閉じてから水が流れるため、衛生面が気になる人にも安心です。水族館の水槽や航空機の窓などにも使用する有機ガラス系のスゴピカ素材を使用しており、細かい傷や水アカ、汚れが付きにくく、便器をピカピカに保ちます。

【2024月6月10日　リフォーム産業新聞より抜粋】

昨今のトイレは各メーカーとも機能性が大変優れています。

 節水しながら強力な洗浄機能を搭載した汚れにくいトイレにリフォームすることで

 快適な暮らしに繋がるでしょう。

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