秋も深まり、家の中でも朝晩を中心に肌寒いと感じる季節になりましたね。今回は冬に向けて、家のどこにいても寒さをシャットアウトしてくれる冬におすすめの建材を４選ご紹介します。

お部屋を効率的に暖かく保つためには、次の２つのポイントを押さえましょう。

①部屋を暖める

② 外気を入れない、暖かい空気を逃がさない

まず部屋を暖めるためには、床暖房やエアコン、ヒーターが必要になりますね。しかし、せっかく暖かくなっても、短時間でそれが逃げていく、あるいは冷たい外気が入ってくるのでは意味がありません。

昨今、電気料金・ガス料金が高騰していることもあり、最小のコストで最大の暖かさが得られるものへのニーズが高まっています。なかでも、居室との温度差が出がちな浴室や脱衣スペース、廊下では均一に暖められる床暖房が効果的ですが、電気代をいかに抑えられるかがポイントになります。

そこで熱が逃げていかないように、壁材や断熱材を工夫する必要があります。また、外気が入りにくく、室内の暖気を逃さないためには、窓や玄関ドアといった大きな開口部の断熱が手軽にできることも重要です。同様に、熱交換型の換気システムも導入が進んでいます。リフォームにおいて、比較的小規模・短工期で対策できるツールが注目されているといえるでしょう。

 以上を踏まえて、冬におすすめの建材を４選ご紹介します。

床暖房用の電熱シート（STSヒーター）です。通電加熱時に起こる発熱量の増加を抑制することにより安全性を確保します。繊維状かつ特殊開発フィルムでコーティングされており、曲げに強く絶縁性能が高いのが特徴です。面状発熱体のため発熱面積が広く、温度ムラが発生しにくい仕様です。床表面の暖まり始めまでが非常に早く、通電率も45％と省エネ性能が高いです。ヒーターの厚みが薄いため、マンション施工やリフォームにも最適です。仕上げ材もフローリングのほかタイルや大理石、クッションフロアーなど豊富に対応可能となっています。

掛けておくだけで乾燥した暖かいタオルが使えるようになるのがこちらの建材です。乾燥時間を早めることで、自然乾燥と比較して大腸菌が約99％、生乾き臭の原因となるモラクセラ菌が最大約66％除菌できます。1日12時間の使用でも電気代は約3～4円程度と低コストです。直径25.4㎜のしっかりとした丸型パイプでタオルの両側が触れることなく乾燥を促進するので、大きめのタオルにもおすすめです。カラーはスタンダードな白や黒のほか、指定色での仕上げも可能となっています。

給排気を1つのファンで切り替えるリフォーム向けのダクトレス熱交換換気システムです。100φの既存給気口にも取り付けることができるため、戸建て住宅やマンションのリフォームにも対応可能です。業界最大値95％の熱交換率と1.2W/hの超低消費電力で、コストとエネルギーを抑えて快適な室内環境を維持します。独自の蓄熱エレメントにより、給排気時の温度をコントロールします。Wi-Fiと同期するため通信線が不要で、本体タッチパネルや専用アプリにより場所を問わずコントロールできるのが特徴です。

クレセントがなくても隙間が出にくい構造により、冷気の流入を防ぎ断熱性を高めた内窓です。既存窓枠に合わせて現場で部材をカットし、枠材を両面テープで固定するだけの簡単施工が可能です。枠材は水や汚れが溜まっても掃除がしやすいシンプルな形状で、樹脂製の障子は軽量かつ取り付け・取り外しも簡単です。万一落下しても割れる心配がありません。隅々まできれいに清掃することが可能です。また、見付16㎜、見込18㎜で見た目もすっきりとしています。

【2024年10月21日　リフォーム産業新聞より抜粋】

冬本番を前に、小規模・短工期で手軽にリフォームできる建材を活用し、

お部屋のどこにいても暖かい快適な暮らしを実現しませんか？

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